ffmpeg-2.5.2 を fdk-aac-2.0.2 でコンパイル

https://github.com/mstorsjo/fdk-aac/blob/master/ChangeLog

https://github.com/libav/libav/commit/141c960e21d2860e354f9b90df136184dd00a9a8.patch
このパッチを適用する
https://github.com/libav/libav/commit/141c960e21d2860e354f9b90df136184dd00a9a8

https://ffmpeg.org/pipermail/ffmpeg-user/2018-September/041131.html

https://github.com/m-ab-s/media-autobuild_suite/issues/907

経緯

https://github.com/mstorsjo/fdk-aac/issues/41

cd /usr/local/src/fdk-aac-0.1.3
./configure CXXFLAGS=-std=c++98 
gmake
gmake install

コンパイルエラー回避で -std=c++98 フラグを追加したところ
エンコードにかかる時間が増えていたので 2.0.2 に更新

その他

FFmpegから使えるAACエンコーダ の音質比較 - 音風景ブログ 2016

「ライブラリのバージョンが上がると参照しているバイナリも全て作り直さないといけない⁠」⁠、というのでは共有ライブラリのメリットが無くなってしまうので、共有ライブラリでは「ABI(Application Binary Interface)に互換性がある間は同じメジャーバージョンを維持する」という決まりになっていて、上記の例ではバージョンアップで"libpcre.so.1.2.15"になったり、"libpcre.so.1.3.1"になっても、"libpcre.so.1"というメジャー番号が維持されている間は、このライブラリを参照しているバイナリを作り直す必要はありません。
第29回 共有ライブラリと依存関係[1] | gihyo.jp 2021